見学相談日記と備忘録_φ( ̄ー ̄ )
大阪は吹田市からお越しの女性。
大学3年生と高2のお子さんをお持ちのお母さん。
パン屋さんで5年ほど勤務。
現在はインストアのパン屋さんで勤務。
子供たちはいずれ離れる
「子供達はいずれ巣立つので、その時に向けてやりたかったことを進めていきたい。将来的にはお店を持ちたい。」
とのこと。
40代、50代のお母さんに、よくあるパターン。
完全に巣立ってからスタートしてもいいし、手がかからなくなった段階で徐々にスタートするのもあり。
一言で言うたら「思い立ったが吉日」ですな。
マルシェは格好の練習場所
「やっぱ、マルシェからスタートのコースですなぁ。」
開業を目指す人にとって、すぐに販売の実践ができるのがマルシェ。
お店の1日だけの出張営業。
1日営業とはいえ、自分で全て切り盛りするお店。
だから、パン屋さんで働いているときとは、まったく見え方が違うことも。
あんなことに気づいたり、そんなことに気づいたり。
経験値がぐいぐいアップ。
パン屋さんは100%繁盛する
結論。
パン屋さんは場所さえ間違えなかったら、ほぼ100%繁盛。
失敗などありえない。
ただし、彼女の場合、パン屋さんのしんどさをよく知っているので、自分ができるのかどうか、ちょっと不安。
だから、マルシェでシミュレーションをしてみて、感触を確かめる。
「しんどすぎてちょっと無理。」となるか「絶対お店やりたい!」となるかは、やってみないことには、本人でもわからない。
パン屋さんの倒産が増加?
「パン屋さんの倒産が増えている。」というニューの話題が出たので、それについて。
パン屋さんが潰れるのは、いろいろ理由があるけど、一番大きな理由は薄利多売。
商品価格が安すぎる。
だから、これからお店を始める場合は、スーパーのインストアのパン屋さんやチェーン店などの値段は真似ない。
楽に経営ができるような適正な値段設定にする。
値段の付け方をゴリゴリにレクチャー。
「朝早いのも苦手」とのこと。
だよね〜
ほな、早起きしないスタイルのパン屋さんにする。
例えば、11時〜17時とか。
最近、工房兼パン屋さんを開業した「にじいろパン」の岩崎さんは10時〜16時。
パン屋さんの営業時間には決まりがないので、そんなものは、やる人の自由。
大阪難波には、深夜だけ営業するパン屋さんもある。
ニュースにもなってたんで知ってる人もおるかも?
あとがき
おしゃべりタイム約1時間。
入店時は、なんとなく、もやもやした表情だったのが、帰ることには目パッチリ。
「先が見えてきた〜\( ˆoˆ )/」
「早速帰って、色々試作しよう!」
足取り軽く阪急電車でお帰りなすったとさ。
パン屋さん開業希望組が増加
当レンタルキッチン、最近の傾向。
パン作りチームが増加。
あと、2、3組みいれば発酵機導入予定!
100%繁盛するパン屋の開業セミナーとかやろかな。