当レンタルキッチンでは専門学校生や大学生から専業主婦、OL、そして子どもさんもすっかり成人してしまっているお姉さん方まで、お菓子作りでマルシェデビューしています。
みなさん、最初は「難しい。」「大変そう。」「何やったらええの?」とわからんことだらけ。
不安と心配の渦に飲まれてあっぷあっぷ。
でも、1回出店してしまうと、あら不思議(*´∀`)
「ほな歯でも磨こか。」くらいのノリで出店しています。
大事なことなんで、もう一回言いますよ。
マルシェ出店なんて簡単なんです。
え?相談それだけ!?
こちらは手取り足取りでマルシェ出店のサポートするつもりではいるんですが意外や意外。
2、3回質問して、それっきり・・・
え?(・・)
あとは全部、自分で調べてガシガシ進めてバンバン出店しまくる行動派メンバーが多いです。
そらそうですわな。
「ずっと手取り足取りおせーてーなぁ~」とか言うような人は、「そもそも自分で何かかしよう。」とか思いませんから。
このブログもしっかり読んでくれているんで、正直、言うほど相談するようなことはないんです。
見学の時にも言うんですが、マルシェは「商品用意(製造)して売るだけ。」と。
めちゃめちゃシンプルなことですからね。
高校とかの学園祭の模擬店となんら変わりませんから。
ただ、初めてのことなんで、やることが多く、必要以上に頭でっかちになって、まだ起きてもないようなことを心配したり不安に思ったり、プチパニック。
誰でもそうやと思います。
でも、1、2回出店すると、もう怖いもこなし。
車ない人がやること
当キッチンのメンバーさんは車がない人が多いです。
免許はあっても、なぜか?!乗れない人。
マルシェ出店のためだけに、ゴールド免許片手に運転の練習をする人。(がんばれ?
そう言った人は、荷物を運ぶ点で車組と同じようにはできないんですよね。
だから、目指すポイントは、軽量&コンパクト。
もちろん、そもそもテーブルやテントがいらないマルシェを選択するのもコツのひとつです。
ただ、そう言ったマルシェはド人気で、4月の段階で2023年分の申し込みが終了しているところもあるほどです。
焼き菓子の販売の場合、じゃっかん狭くなりますがテーブル1台とパラソルでもあれば十分なんですよね。
アウトドア用のテントは、テントだけで10キロくらいありますから、その他の荷物と合わせて電車で持って行けるのは、柔道部出身の人くらいです。(あ、一人おった・・・)
ノーマイカーのマルシェ出店組は、什器やケース、その他の小物も究極まで「軽量」「コンパクト」を目指してください。
大変と感じるのは最初だけ
何でもそうですが「初めてのこと」って心理的にも体力的にも疲れますよね。
でも、それは最初だけ。
社員やアルバイトとしてお勤めしていた経験があるなら、大体は業務の一部を担当していたと思います。
でも、マルシェ出店となると、何から何まで、全部の業務をひとりでやらないといけないんで、それは大変です。
でも、そんなもんはすぐ慣れます。
「慣れ。」ってよく言いますよね。
やっていくうちに慣れてしまいます。
何事もなかったかのように。
お化粧をするようにふつうのことになってしまいます。
デビュー前のひよこちゃんから立派なチキンですわ。
慣れてしまえばこっちのもの。
マルシェ出店かんたんステップ
最後に、マルシェデビュー前の人に、大まかなステップを書いておきます。
1)出店申し込み
まずはこれから。
「何を何個作る?」とか固めるのは出店が決まってから。
マルシェによっては完成品の写真が必要な場合もあるんで、サクッと試作しておきます。
2)スケジューリング
忙しい人が多いので、スケジューリングは大切ですね。
出店が決まったなら、手帳やスマホと睨めっこしながら、製造日や買い出しなどの時間割を決めます。
「お子ちゃんが熱出した。」などは、ママさんにはあるあるなので、余裕を持って、前倒し的に予定を組むと良いですね。
3)製造
限られた時間内に予定数を作るのはなかなか難しいと思います。
自宅でサンプルや試作の製造をするときに「自分の作業スピード」を測っておくことが大事です。
「何を何個作るのに3時間かかった。」とかです。
当キッチンにはオーブンが2台あるので、自宅よりスピーディーに作業はこなせると思います。
4)出店当日
いよいよ本番!
たっぷり睡眠をとっておきたいところですが、やはり、寝れなかった人、2時間だけ何とか寝れた人など、最初はそんなもんです。
本番と言っても、テーブルにお菓子を並べてディスプレイをして店番するだけ。
登山で言うなら頂上到達です。
頂上までの道のりは大変でしたが、あとはレジャーシート広げてお弁当を食べるだけ。
つまり、店番して販売、接客をするだけ。
接客といっても、バーやスナックやないんで、お客さんとは、ちょっとした会話がある程度です。
お客さん「どれがおすすめですか?」
あなた 「これですね。」
コミュニケーションが苦手な人でも十分こなせます。