菓子製造許可付きレンタルキッチンはどんな人が使ってるの?

どんな人が使ってるの?

「どんな人がキッチン使ってるのぉ~?」

当キッチンに見学に来られる方や利用中のメンバーさんからよく聞かれます。

キッチンを利用するメンバーさん全員が交流があるわけではないので気になるところですね。

メンバー紹介カテゴリーでも少しずつ紹介しています。

2024年現在、登録メンバーさんは150人くらいで、実際に利用している人は100人前後。

毎週のように製造している人もいれば4、5ヶ月に1回とか、頻度はバラバラです。

見学の際にお話したり、後日メールのやり取りをしたり、などから得られた話をもとに、「こんな人がいますよ~」的なお話を書いておきます。

100%!「やりたかったことを始める!」

キッチン利用のメンバーさん、ほぼ100%に共通していることです。

「(長年勤めた)仕事を辞めた。」「子供が保育園(小学校)に入った。」など、人生の区切り的な「できごと」をきっかけに、これまで自分がやりたかったことを「始める。」という方がほとんどです。

お勤めしながら、少しづつお菓子作りを本業に持っていって、完全に独立した人もいます。

「将来お店をやりたい。」という人はいますが、それは、あくまで夢。

そのための行動はしているかどうかで、本当にやるひとかどうかがわかりますね。

いわゆる、やるやる詐欺ですね。(笑)

でも、当キッチンの利用メンバーさんは、その夢の一歩目を現実として、確実に踏み出しす人ばかりです。

「空想(やりたいなぁ~)」ではなく「行動(やる。)」の人たちです。

当たり前といえば当たり前ですけど!

頭で考えているだけでは現実は変わらないことを理解していて、意欲的に行動すしている人が多いのが特徴と言えます。

接客(人)が苦手な人もいますし、「私はネガティブなんで・・・」という人もいますが、なぜか、行動力があるのが不思議です。

マルシェ出店組ママさん率が高い

見学時に、お話しする中で子供が保育園や小学校など「ほんの少し手が離れた。」というきっかけでお菓子作りを始められる方がとても多い印象です。

と言っても、お母さん業は当分続くので、あくまで自分が使える時間の範囲内で活動されています。

中には旦那さんが協力的で、「土日は子供の面倒見とくから自由にしていいよ。」という方もいらっしゃいます。

一緒にキッチンに来て包装を手伝う旦那さんもいるほどです。

販売経験なし。マルシェ初出店9割

販売経験はなく、はじめてのお菓子作り。
そして最初はマルシェから。

これも年齢関係なく、ほとんどの方に共通しています。

「初めてのマルシェ出店」のメンバーさん数名のサポートを軽くさせていただいたことがあります。

でも、初回だけですね。

バタバタするのは・・・

2回目以降は要領を得て、余裕を持って優雅に出店されています。

フォロワー数万人

インスタやツイッターで、すでにフォロワーが数万人規模の方も数名おられます。

彼女らは、フォロワーさんから見るとちょっとした有名人です。

そういった認識がしっかりあるので、闇製造などはせず、法令を遵守をしてまじめに製造されています。

看護師さん

2023年4月からメンバーになったのは看護師さん。

見学時、「看護師なんですよ~。」と聞いて「出たっ」と思わず。(なにが「出た」やねん。)

そして嫁ぎ先が豊中の果物屋さん。

品質は問題ないけど傷んだ箇所が原因で売れない果物を使ったお菓子を販売予定。

「戸建てを買って1階をお菓子屋さんにする。」という夢に向かって走り出しました。

当面は果物屋さんの一角で販売する予定。

当ブログでも、そのうち紹介できるかと思います。

お楽しみにヽ(^o^)

開業準備中(ご夫婦)

ご夫婦で利用されているメンバーさんが1組だけいらっしゃいます。

近い将来お店を開業するための最初のステップとして、「許可付きキッチンでお菓子作り、マルシェで販売。」という、ある意味トレーニングと位置付けて活動されています。

なんの知識も経験も、そしてコネもなくお店をいきなり開業するなんてかなり無謀です。

でも、しっかり経験を積めば失敗率は格段に減らせます。

とってもかしこい選択でだとは思います。

京都のカフェ(ごはん屋さん)

当キッチンは、単なるキッチンだけではなく、販売スペースやイートインのできる座席などがあります。

飲食店営業許可を得ているので、その場で作ったものを提供することもできます。

→間借りカフェプラン

かなり変わり種ですが、京都でカフェを経営されている方が月に1度だけ、間借りカフェで出店されています。

ツキニカフェさん
https://www.instagram.com/tsukinicafe/

普段、京都のお店ではランチとチーズケーキ(ベイクド)を提供されていますが、こちらのキッチンではチーズケーキの販売だけを行なっています。

「前日にキッチンで仕込みをして、翌日に販売する。」というスタイルです。

毎回、完売するほどの人気ぶりです。

助産師さん

直近で「え〜!」と驚いたのが助産師さん。

でも、京都で10年以上カフェを営業されていたそうです。

??

本業どっち?

って思いますが、どちらも本業なのでご安心ください。

共通点があるのにお気づきでしょうか。

お菓子の生産をする人ですが、人間の生産現場にも関わっておられます。

ガチ農業人

ヘルパーさんとして働かれている一方、畑を借りて野菜づくりをしている人。

農薬を使わずヘルシーな野菜を育てているとのこと。

さらには、肥料さえも使わない農法を研究中だとか。

そんな自分で作った野菜を使ったお菓子を作っておられます。

0歳児のママさん搾乳

米粉でシフォンケーキを作る0歳児の女の子のお母さん。

管理栄養士の資格を持っていてオンラインでアドバイスなどもしているそうです。

そんなママさんのキッチン利用日と見学が重なったときのこと。

「ちょっと搾乳してきます。」と・・・

聞き慣れない言葉に理解するまで数秒。

ピアノの先生

長年ピアノの先生をしてきたけど、「好きではない。」ので、人生、好きなことをやっていこうと決めた女性。

娘さんはバレリーナというから、なんとなく、それ系のご家庭というのが想像できますね(^_-)

カフェを開業したいカップル

「カップル(結婚予定)でカフェを開業したい。」という人も。

「いきなり開業はハードルが高いのでマルシェ出店やネット販売などから。」ということでした。

が、おせっかいなオッサンは、「開業したいんやったら開業から始めたら?」と無責任なアドバイス。

もちろん、怪しいコンサルとかが40万も50万円も取るようなテクニカルな話をさくっとお伝えしてしまいました。(めっちゃ衝撃受けておられました。)

なんて太っ腹。(やせな・・・