「マルシェ出店することになったけど、何を何個作ったらええの?値段どうするの?」
ず~っと聞かれることのひとつ。
すでに書いてるかも、ですが、被ってない内容もあると思うんで興味ある人はどうぞ。
3種類から
個人のスキルレベルによるんですが、まずは無理せず3種類ぐらいがオススメ。
中には10種類とか作る人がいて、「そんなにいらんのに~」と言うと「いやぁ~お客さんにしてみたら、多い方が選ぶ楽しみがあるかなぁ~と思って。」と。
確かに!
種類が多いと、たしかに選ぶ楽しみはありますよね。
100均しかり、ショッピングモールしかり。
でも、マルシェ出店は事情が違います。
種類が多いデメリット
種類が多いデメリット。
10種類、値段10パターン。
一見、お客さんとしては選ぶ楽しみがありそう・・・
そうかな?
種類が多いと「悩むぅ~選ばれへ~~~ん。」と結局買わないパターンのお客さんも出てくるのね。
買い物に行って、種類が多すぎて決められず買わなかった経験がある人は多いはず!どや!?
そして、値段がバラバラはもっとアカン。
お客さん「これは190円、これは230円、これは400円・・・足してなんぼや??」とか、「これ500円て高くない?もっと安いのを選ぼう・・・」とか。
買い物のときに考えますよね~
お客さんに迷わせたら負け!
「これ欲しい!」と思って気がついたら、もう胃の中で消化中。
それくらいお客さんにシュッと買ってもらえるような、値段設定にするのが良いのです。本来は。
もちろん、迷ってるお客さんに、うまいセールストークで買わせる。」といったテクニックがあれば、それでどうぞ。
あとは、種類が多すぎて、「ん~~~~全部くれ。」というパターンもある。
100均ショップ
100均がこれだけ人気になったのは、豊富な商品数と計算しやすい均一価格という2つのポイント。
昔は、「え!?これが100円!?」みたいなお得感が話題を呼んだけど、今は、誰もそんな騒がないよね。
さて、マルシェでの販売でも「均一」は強いです。
値段でお客さんが迷うことがないから、売れやすい。
「これはナンボで、これはナンボ。ん~」そんなスキを1ミリも与えないところがポイント。
買うか買わないか。
当店のドリンクは毎回500円均一。
第一計算がらく(笑)
何杯売れたとかも計算不要。(後で計算したらわかる。)
用意する小銭も少ない。
オペレーションが楽。(オペレーションが複雑やと疲れる・・・)
そんなメリットもあります。
高利益率。定番の値段設定
カフェなりレストランにランチやディナーに行く。
Aコース 1000円
Bコース 1500円
Cコース 2000円
とかありますよね。
松竹梅の順番で値段がついていることもよくあります。
そんなとき、人はつい真ん中を選んでしまうという法則。
なので、真ん中の値段の商品の利益率をもっとも高くしておくのがド定番でございます。
マルシェ出店でも利益率を中心に考える場合は、この3段階の値段設定は効くので、興味あればぜひやってみてね。
悪用注意
書いた記憶あるけど、もう一度。
とにかく、「絶対誰も買わへんやろう。」みたいな値段の商品を置いておく。
例えば、ギフトセット4,000円とか。
それも、割と目に入るように。
すると、その値段を見たお客さんは300円とか600円、あるいは900円でも安く感じるという効果。
ザ・オトリ作戦。
「え~ずるい~」とか言われそうやけど、これも販売業では当たり前に行われているセールステクニックのひとつ。
お母さん禁止
これも、聞かれるたびに何回も言うてる話。
値段の高い安いを、主婦の感覚で決めてしまったら損するよ~
という話。
値段はお客さんが納得して買ってくれる値段ならナンボでもええわけ。
「高っ!」と言われるギリギリのところがナイス。
これは商品の内容や見せ方、出店する場所によって変わってしまうので、なんともですけどな。
ちなみに、Aマルシェでは300円やったのをBマルシェでは500円とか、ふつうにやってください。
お客さんの層を見ながら値段を変えるのはアリです。
変な罪悪感もいらないです。
ふつうのことです。
円も変動するでしょ?
それはちゃうか。