焼き菓子(カヌレ)にカビ発生!衛生管理の徹底を!

カヌレにカビが生えた

メンバーさんが委託販売で出品している場所で、誰の出品物かわかりませんが「カヌレにカビが生えていた。」らしい。

当キッチンのメンバーさんが作ったカヌレちゃいますよ。(一応)

どこの誰かわからない人。

そのため、委託販売の店舗は、「焼き菓子の賞味期限」について、より厳しい基準を設けたそうな。

家庭はカビ胞子だらけ

「カビの胞子」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

カビの胞子は目に見えません。

もちろん、風呂場などで、見えるやつらもおります。

「風呂場の見えていない箇所でも、しっかりカビはおる」ということは、ライオン株式会社さんが実験で証明しております。

参考:https://www.atpress.ne.jp/news/127682

家庭内で言えば、風呂場はもちろん、エアコンも、カビのメッカ。

玄関の下駄箱とかも、検査するとどえらい菌がおりそうやな・・・

つまり、要は、家庭内ではカビの胞子がビュンビュン飛んでるわけですな。

ちなみに、毎日のように掃除している家にくらべ、日頃あまり掃除をしていない家では、カビ胞子の数は25倍にもなるとか。
((( ゚д゚;)))

(例)
毎日掃除 :カビ胞子10個
たまに掃除:カビ胞子250個

焼き菓子にカビが生えるのは、当然ですが、カビの胞子が付着したから。

カビの生えたカヌレも、カビの胞子がビュンビュン飛んでいる環境で作ったんかもしれませんな。

しらんけど。

→レンタルキッチンには野菜や食材の常備がないので清潔です。(^_^)v

これ知ってた?家庭の意外な場所に菌多数

「家庭内で菌が多いところは?」と聞かれたら、「トイレ」「台所」くらいは誰でも答えられそう。

台所でも。特に、使いまわしている「ふきん」は凶悪レベルで菌の宝庫。

台所の排水溝の菌の宝庫。

そこまでは誰でもわかる。

そして、意外にも、次に菌の宝庫なのが蛇口の付け根だそうです。

いがい〜

さらに、もっと意外な場所に菌の存在が多数認められているところがあります。

それは、

冷蔵庫の野菜室

意外でしょ?

野菜は土から採れますが、「土由来」の菌がわんさかおるらしいですわ。(花王さん調べ)

参考:https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2019/20191003-002/

いやぁ~怖い怖い。

食品製造者は衛生管理の徹底を

お客さんが口に入れる商品を作る者としては、食中毒はもちろんですが、上記のような焼き菓子のカビなど、細心の注意を払い、衛生管理を徹底するのは基本のキ。

基本のキを実践してますでしょうか。

特に、この夏「も」クッソ暑いですよね。

35℃ともなれば、菌にとってサイコーの環境になるので、さらに細心の注意をしたいところ。

使いまわしのふきんを使うとかトンデモない!

当キッチンでは、新品のダスターを常備していますので、それをご利用ください。(自分用の使い捨てダスターを持参する人も多いです。)

アルコールも常備しております。

なお、当キッチンでは、野菜をストックすることはないので土由来の菌は、おそらく、ほぼいないと思われます。

野菜どころか、食材そのものがないので菌が生きれない環境かも。

「手洗い」と「手の消毒」も徹底で

焼き菓子やパンの製造前に、手洗いの徹底と手の消毒も基本のキ。

「手術するわけちゃうし、軽く洗うだけでええんちゃうの?」とか思いますが、いやいや。

家庭はもちろんのこと、世の中至るところに菌はおられます。

どこで、連れて帰るかわからんからね~

例えば、スーパー行けば、「商品を手にとって戻す。」とかやるでしょう。

あなたが触る前に、同じことをやった他人がおるわけですわ。

その他人の手から商品に菌が付着して、それを触ったあなたがお持ち帰り。

そういうこともあるんです。

ここ数年の流行り病(コ◯ナ)が「流行った」原因のひとつとされてます。

衛生意識の低いやつは作るな

当社ではカフェを経営していますが、過去にスタッフの1~2名ほど。

「え~~~っ!うっそーん。それあかんやつやん。」みたいな行動をする人がいました。

具体的なことを書いてしまうと、誰のことかわかってしまうので避けますが、わかりやすく例えれば、

「トイレに行った後、手を洗わずそのまま野菜を切ってる。」とか、そんな感じ。

アルバイトスタッフですが、食品衛生責任者の講習なんて受けてませんから、その人の家庭の衛生感覚を持ち込んだんでしょう。

いろんな家庭がありますからね~

結局クレームに泣かされるのは自分

衛生意識が低いまま製造して何かあったらクレーム。

クレームを受けてつらい思いをするのは自分。

気持ちをこめて手作りしたお菓子を「おいしかった!」と言ってくれるのは最高。

一方、手を抜いたり、衛生意識低く作ってしまった場合。

クレームが発生。

クレームと言えば、「モンスタークレーマー」みたいに理不尽なクレームがクローズアップされがちですが、

ほんま、すんません!
(;・∀・)

と、製造側の責任100%のクレームもあります。

猛省しますよ。

「すんません。」で済めばラッキーですけどね~

このクソ暑い夏、くれぐれも、衛生管理を徹底するよう気を引き締めて頂ければ幸いです。

お客さんあってのビジネスですからね~。