開業相談の方にタイムオーバーでお伝えできなかった部分をちょろっと。
「工房だけ」ではなく、店舗としてのカフェ開業やパン屋さんの開業ともなると500万円、1000万円という借り入れの規模になる。
そんなときは、みんな大好きコー子ちゃん。
正確には、日本政策金融公庫。
略して、コー子。
実際利用してみると、「思いのほか、気前よく新設に貸してくれる。」ということに気づくでしょう。
「なんや、こんなもんなんや。」
「えらい、あっさり貸してくれるもんなんや。」
みたいにね。
ただし、それは条件を満たした時だけ。
条件は3つ。
実績・経験
カフェで5年働いていた。
パン屋さんで10年働いていた。
オッケー👌
◯年間でマルシェに◯◯回出店して販売してきた。
オッケー🙆♀️
飲食経験なしです。事務員歴10年でカフェを始めたい。
ブーーー👎
実績や経験については、こんな感じかな。
ゆるい感じ。
経験や実績があるかないか。
そこポイントな。
自己資金
貯金は253円です。
1000万円かちてぇ。お願い。(^人^)
ダメ〜🙅
貯金は200万円です。
500万貸したってや。ワレ。
いーよー🙆
必要な開業資金を「丸ごと」借りようと思っても、そこは問屋が卸さない。
そこは世の中、塩味。
自己資金は、他所から借りてきて「見せ金」として見せてもダメ。
開業に向けコツコツ貯めてきた軌跡がわかれば、よろし。
せんせ
早く希望額が借りられる最終兵器は、先生の存在。
せんせの力は絶大。
税理士や会計士さん引き連れていけば、コー子も「ははぁ〜m(_ _)m」とひれ伏す。
と言うのは、マンガチックな表現。
実際は、「私たち、パン屋を開業するけど、数字に関しては、税理士の「柿来ケー子先生」にお願いすることになっている。(どや。)」
もう、素敵!
パーフェクトよ(*´ェ`*)。
せんせ連れてったら(連れて行く必要はない)一撃。
借入のハードルは、おまるの高さ。
ただーし!
センセはセンセでもピンキリやで。
コンビニは全国に57000店舗。
歯医者は全国に約67000店舗。
税理士のせんせはそれ以上79000人。
犬も歩けばセンセに当たる。
玉石混交。
当たり少なめハズレ多数。
要神社参拝(-人-)
おまけ〜心象〜
カフェを開業するために1000万円を借りに行く。
面談の日。
短パン、Tシャツ、サンダル・・・
「えっ。こいつ大丈夫?」って思うよね。
普通は。
コー子の担当者も一人の人間。
心象を悪くするとマイナスに働くので、そこは常識をわきまえて。
信用について
個人と株式会社どっちが信用があるか?
答えは、「株式会社のほうが信用されやすい。」
一般的には。
借入れする時に、「個人だと信用がないので株式会社にしたら借りやすい。」と思って株式会社にした。
借りやすいか?
いいえ。
同じ。
「個人のあなたに肩書きが付いただけでしょ?」と。
「株式会社言うてもあなた個人そのもの。」
「そう言う見方で審査しますね。」
ただし、経験実績あり、自己資金ある程度、株式会社、せんせ付き。となれば、信用度はアップ↗︎↗︎。
「株式会社にしてみた」だけでは、ブー👻