4月に入って見に行った物件。
カフェ用で家賃23万円。
この物件を借りる契約だけで250万円。
工事に400万円。
設備や備品などで200万円。
そこた諸経費で50万円。
少なくとも合計900万円は必要。
「パン工房だけ。」となると、アホみたいに安く済むことも多々ある。
超破格で工房を作る4つの条件。
条件1 とにかく安い家賃
条件2 電気ガス水道がすぐ使える
条件3 設備は極力中古で
条件4 自分でできることは自分で
何がなんでも家賃!
自宅改造の工房、あるいは、敷地内に小屋工房。
これがワンダフル理想。
どうしても場所を借りたい場合は、何がなんでも家賃をおさえる。
家賃5万円と聞くと、「なんや。ワンルームマンション並みで安いやん。」
いやいや、保証金3ヶ月分(15万円)や、物件によっては6ヶ月(30万円)、10ヶ月分(50万円)が必要なこともある。
預けた保証金は解約するまで塩漬け。
解約時に敷引き(全額返ってこない。)されることもある。
物件の条件は様々で、例えば、「保証金30万」であっても、5年借りたら7割(21万円)返金、10年以上借りてくれた場合は全額返金。
そんな親切な条件の物件もある。
空き家が目立つ昨今、家賃3万円とか2万円という物件も珍しくないので徹底リサーチ。
電気ガス水道(ネット回線)
「水道がすぐ使える。」とは、蛇口がなくても、蛇口さえつければ水が流せる状態のこと。
「水出す→流れていく(排水)」のセットがあること。
当キッチンは、このセットがなかったので、まずそこから新設したので、それだけでうん十万円。
ガスも室内に配管があればOK。
なければ、外の親パイプから子パイプ作って引き込むだけで、うん十万円。
電気ない物件は見たことないけど、もしなかったら、外の電線から引き込むためうん十万円〜百数十万円。
ネット回線はあるに越したことないけど、新しく引こうと思えば2、3万円。
と言う感じで、「あるときー」「ないときー」で、どえらい違いになる。
自分でできることは自分で
棚作るとか、作業台や収納を作るとか、買ってもいいけど、何でも丸投げしない。
知り合いで、3ヶ月かけて内装全部自分で作ったと言う変態野郎もおったけど、そこまでせんで良いと思う。
「これが必要」という時は、一旦立ち止まって「自分らでできへん?」と考える。
ネット検索する。
youtubeで検索する。
例えば、エアコンの取り付けも、自分でやろうと思ったら、丁寧な説明動画は、なんぼでも出てくる。
これだけたっぷり情報があるわけなんで、「知らなんだ。」→「損したわ。」になりやすいので、リサーチ&リサーチ。
事例2つ
当キッチンをきっかけに工房を作った人に、「費用はおいくら万円?」を聞く予定。
今のところ2人。
お二人とも、たぶん100万円はかかってない。
しかも、借入れなしの自己資金で開業したパターン。
「工房だけ作りたい。」
想像以上にお金はかからないので、工房持ちたい衝動のある方はぜひチャレンジを。
相談乗るよぉ〜ヽ(^^)