「関係性もできてないのに、そんなこと頼んでも断られるで。」
こんな会話がたまに出る。
ここで言う関係性。
わかる人にはわかるけど、わからない人には一生わからないかもしれない。
カフェを経営していたとき、「素敵な空間なんで貸切でイベントをしたい。」と言うお客さん。
貸切りはやっていなかったので、当然お断り。
でも、別のお客さん。
週に1回はご来店、4、5年は通ってくれている。
「貸切でイベントしたいんですけど。」
「いーよー全然🙆」
常連さんでもかなりハイランクの常連さん。
店側とも良好な関係。
これが関係性ができているというやつ。
ただ、この常連さんとの間には、たくさんの会話がなされた歴がある。
なので、同じように週1で4年通っていても、会話をしてなかったら貸切を頼まれても断る。
どんな人かわからないから。
つまり、お互いどんな人間なのかを、ほぼ理解できている時にこそ関係性は成立する。
今回の「関係性」
なかなか曖昧な言葉であり、説明しても理解できない人もおる。
でも、関係性の意味がわかる人や、関係性を作れる人は、だいたい何をやっても、最終的には、うまくいく。
ちなみに、相手との関係性ができてるかどうかは、会話の中で感じ取るもの。
そのセンサーがある人とない人がいるみたい。
余談
業務的な話になるけど、カフェの経営において、本業以外の使い方が2割を超えると危険。
本業以外とは、イベント用に店舗を貸し出すようなやり方。
まとまった売り上げが取れるので、本業(飲食)の売り上げがしんどくなってきたときに、本業以外のイベントを開催したがる店主も多い。
ライブバーなど、イベントありきの業態は、この限りではない。