12月11日(日)、天候にも恵まれた、京都は伏見城。
お隣の京都なのに「え?そんなお城とかあったん?」という場所で開催されたマルシェに行ってきました。
大阪でも京都寄りの人はよく知っているみたいでした!w
今回は、11月のロハスフェスタに続きキッチンメンバー2組の出店です。
1組のHERB teatoさん。
店舗開業予定組!
HERB teatoさんは、今後1、2年以内に店舗を開業する予定で活動されている方です
PRや店舗運営の予行練習としてマルシェに出店からのスタートです。
車でないと厳しい場所ということもあり、妹さんに手伝ってもらっての出店。
マルシェ出店マニュアルを読んで頂いたので、初出店とは思えない商品ラインナップとディスプレイでした。
もちろん、課題はたくさんあるので個別で連絡させていただきましたが、なんと言いましょうか、こういうタイプの人はお店をやっても確実にうまくいくんですよね・・・
何が違いがええ感じに説明できませんが、あえて言うなら「やるべきことをきっちりやっている。」という感じです。
おっと話はそれましたが、ハーブとスパイスのクッキーは初めて食しましたが、「これはうまし。スパイスのそーいう使い方ありなんや。」と思いました。
普段、スパイスカレーを良く作るので、「スパイスと言えばカレー」みたいな固定観念だったので、良い刺激をいただきました(^。^)
典型的な「見つけられないマルシェ」
今回のマルシェは先月、知り合いを通じてA4の案内チラシをもらっただけです。
しかも、白黒のコピー。
「え~、大丈夫?そんなん人来るの?」と内心、心配していました。
ところが、行けば全然賑わっているじゃないですか。
家族連れを中心に、キッチンカーなどは、朝からずっと行列がおわらないほどの賑わいぶりでした。
このように、全国いたるところでマルシェが開催されているんですが、それぞれのマルシェが必ずしも「ネットでの告知力がある」とは限らないんですよね・・・
口コミとか、地域密着とか、自治体絡みで告知されていて、全然知らんかったけど「当日行けばめっちゃ人来てるやん!」ていうこともよくあります。
キッチン・メンバーさんには、このようなマイナーでも人の集まるマルシェ情報は流させてもらってますが、マルシェ情報については、ほんとネットの限界を感じますね・・・
それぞれのマルシェの攻め方
滞在時間1時間ほどでしたが、伏見城は「とてもきれいに整備された公園」という感じでした。
「宮内庁」って文字も見かけたので京都市だけではなく国の管轄も入っているのでしょう。
思ったよりも広くパワースポットのような荘厳な印象を受けるエリアで、「子供らが小さいときに知ってたら遊びに来たのに!」と後悔先に立たず、です。
マルシェそのものは「スポーツ」というテーマがついていたので、子どもたちが体を動かすセクションがあったりと、お客さんの大半は家族連れでした。
なので、キーワードは「家族連れ」ということになります。
HERB teatoさんの場合は、「マルシェで稼ぐぞ~」というタイプではないのですが、「マルシェで黒字化するぞ!」のタイプの人には家族連れ前提の販売で攻めると売り上げもぐんと伸びますね。
先月の鶴見緑地(大阪)のマルシェでは、そういった攻め方がうまいキッチンメンバーさんもいて関心しました。
具体的には、「家族連れが多い。」ということで、普段は用意しないキッズメニューを用意したところ、一瞬にしてキッズメニューが完売したそうです。
「もっと用意しておけば!(*o*;)」と悔やんでましたが、「家族連れがメインの場合はキッズメニュー。」というのは、マルシェ黒字化のための攻め方としてはド定番ですね。
黒字化のための!マルシェ出店マニュアル応用編(仮題)にも掲載予定なのでお楽しみに!
\(^o^)/
ツキニカフェさん
最後、おまけ的にツキニカフェさん(ごめんなさい)。
当キッチンで毎月間借りカフェとしてチーズケーキを販売されているツキニカフェさん。
京都左京区で実店舗でカフェを経営されていてマルシェ出店はベテラン中のベテランさんです。
もはや、こちらから何もアドバイスすることないくらい出店慣れというとあれですが、毎回楽しんでバリバリ出店されています。
当ブログでも初公開となるこの店舗づくり。
わかりますでしょうか?
マニュアルでも紹介していますが、世界観の演出がとても上手で、お客さんの食いつきが半端ないんですよ・・・
マルシェ出店では「目立つ」ことは大事なんですが、「ただ目立ったらええんか?」って話でもないんです。
冬場に水着で出店したら目立つけど売れるかどうかは別の話!
余談ですが、去年の12月25日のマルシェで、若い女の子(実績のあるその道のプロ)がサンタの格好(スカートバージョン)で出店しているのを見たことがあるんですが、「完全に別の意味」で目立ってました・・・
そういったズレた目立ち方をしても意味がないんですよね。
「世界観の演出がお客さんを集める。」です。
ツキニさんは什器が本気すぎて、運ぶだけで疲れるくらいの量と重さです。ツキニさんは車の運転ができないので周りのお友達の手を借りて出店されたそうです。
(ん~横のつながりも大事やぁ~)
いわゆるテント・タープではなくパラソルというところもミソですね。(飛びやすいので手で持っていますw)
マルシェ出店する場合は、ツキニさんのように、経験を積んだうまい見せ方をしている店舗さんをじっくり観察して勉強するのも、とても大事ですね。