お菓子屋さんを始めたい。既存の店を買う方法。

今回は相談ではなく、日本もようやく追いついてきた「他人が手放す店を買う。」という選択。

街のケーキ屋さん。

ご主人80歳。

もう体力無理なんで引退。

「誰か引き継いでくれへんかのぉ~」というやつ。

ニュースでも取り上げられることがあるので、知っている人もいるかもね。

店を買うメリット

最大のメリットはゼロから作らなくて済む点。

なので、開業までのスピードが、めちゃ早い。

そして、「お菓子屋さん」として認識されている店を「お菓子屋さん」として引きつぐ場合、もれなくお客さんもついてくる。

これはでかい。

新規の店舗は集客に苦労するけど、その苦労が少ない。

デメリット

良い買い物さえできたら、デメリットは特にない。

デメリットとして考えられるのは、買う前の店とくらべて「前のお店のほうがおいしかったよねぇ~」などと比較する客が出てくる。

それは「しらんがな。」でええと思うけど。

内装が気に入らないとか設備が古いとかは自分で変えてしまえばデメリットとは言えないね。

あと、従業員まで引き継ぐ場合は、けっこうたいへん。

なので、ぜったいに従業員付きの買い物はしないこと。

地雷だけ注意

デメリットとかよりも地雷注意。

地雷とは表面上見えてないけど実はあった。

(^O^;)というやつ。

例えば、「人気店だったけど裏の住人とトラブルを抱えている。」とか「悪質なクレーマーがたまに来る。」とか。

売り渡す側が正直に言うてくれたらいいけど、そこ隠して売り飛ばす悪いやつもおるのね。

ただ、新規でオープンしても、プチなトラブルからメガトン級のトラブルは、わりともれなくついてくる。

当店は新規でオープンしたけど、プチトラブルはいろいろ。

近隣住民からのクレームに始まり、アルバイトスタッフを狙うオッサン(後に出禁)や、10万円以上する備品を盗まれたり。

プロの仲介はマスト

よって、まったくの他人の店舗を買う場合は、プロの手助けは必須。

プロは、会計士や弁護士などがチームとなって、大丈夫な案件かどうかや金額を査定してくれる。

それとは別で「長年の常連が店主から店を譲り受けた。」というケースもあり。

常連なので店の事情をよく知っているので地雷はない。

そこにアルバイトに言った女性は、「店主が最悪だった。」と愚痴をこぼしてたけど、そこは関係ない話。