製菓学校卒業後、2年ほどお菓子屋さん勤務。
ブラックすぎて体力もメンタル限界で退職。
現在はフリーター。(あるあるぅ~^^;)
そして、3月から自分の活動として「お菓子作りと販売をしていく!」
そんな女性からの素朴な疑問。
「マルシェ出店して利益は出せるの?」
もちろん利益は出せる
結論は、マルシェ出店だろうが委託販売だろうが、間借りカフェだろうが利益は出せます。
ただ、それは、利益を出せるやり方ができる場合。
という条件付き。
全部書こうと思うと本1冊になるので概要を。
利益を出せるやり方
お菓子作りやパン作り。
どなたも、めっちゃ上手で、先生レベル。
長年作ったり、試行錯誤したりしてきた結果。
作るスキルはバッチリということ。
でも、売るスキルは、ほとんどの方は、これから。
販売業をする場合、いろんなスキルが必要になるけど、そのスキルをしっかり身に付けていくこと。
という認識で取り組む必要があります。
作ることにも時間がかかるし、売るスキルのための時間確保も必要。
マルシェは1点集中
今回「マルシェで利益が出せるか。」という話なので、マルシェに限って言うと一点集中が利益を出すためのコツのひとつ。
つまり、来場者数が多いマルシェ1つ(複数でもOK)を決めて、それ以外は捨てる。
来場者数が多いマルシェ(集客力があるマルシェ)
マルシェの中には、別の集客施設に頼るコバンザメ・スタイルのイベントもあります。
スーパーの目の前にたこやき屋とかあるでしょ?
(コバンザメ商法と言う。)
そういうイベントは、「マルシェ目的の来場者」が、そもそも少ないので売れにくい。
一点集中のメリット
同じマルシェに繰り返し出店すると、いろいろわかってくるというのが最大のメリット。
具体的には、季節や曜日、天気、来場者数の予測などを含め、「売上が見込めない日は損を小さく、いけそうな日は売上は大きくする」といった作戦が立てやすい。
「前回は何個売れたから、今回はこれくらいで。」みたいな。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、2、3回、同じマルシェに出店すれば、だいたいわかります。
誰でも。
利益メインなら「売れる商品」
利益を中心で考えるなら「作りたい(売りたい)商品」ではなく「売れる商品」がマスト。
もちろん、「作りたい」=「売れる」ならサイコー
でも、「作りたい」がある人には、利益メインはおすすめしないです。
「作りたくなくても売れる商品。」というジレンマに陥ることもあるから。
「作りたくもないもの売ってハッピーか?」という話ですな。
そこを気にしない人は、売れる商品をバンバン投入して利益をあげてください。
余計なお世話
あと、余計なお世話かも?
「マルシェで利益を出す。」とは直接関係ないけど、自分の持っている資産(お金ちゃう)を使うのは大事。
「人とのつながり。」とかね。
そういうものを積極的に活用する。
例えば、よくあるのが、知り合いのお店の人から「お店休みの日なんか売ったら?場所貸すよ。」
こんな話があったときに、そのご厚意を「喜んで受け取る人」と、なぜか「遠慮する人」に別れます。
ご厚意に甘えすぎるとややこしくなるので、適度なバランスは必要だけど、遠慮は何も生まないのでもったいない。
どうかしら?