家の外に出れば、雨に当たったり車に当たったり。
お菓子作りでネットの世界に出ていくと、同じように「いらんもの」が降ってきたり、「いらんもの」にヒットしてしまうことも。
お客さんを蝶とするならば、蛾【ガ】が迷い込むことも。
インスタなどSNSでお菓子販売の活動をしていると、招かざる客が寄ってくることもある。
そんなお話。
取材は2種類
例えば、〇〇新聞で取り上げたいので取材させてください。
という純粋な取材が1つ。
これは無料です。
一方、インスタのDMなどを通じ、
「取材せてください。」(最初は料金の話は出さない。)から入って、最終的に料金(契約)を取る狙いの取材。
「散々話させといて、金とるんか~~い!」
と、お金のことを最後まで隠して、後出し。
お金を取られる取材が2つ目。
最後の最後まで料金の話をせず、最後に請求するような悪徳な取材商法もあるのでご注意。
タレントが取材に!?まじで?
「タレント(芸能人)があなたのお店を取材させてほしいと言っています。」
と聞くと、
「え!?◯◯さんが、わたしの商品気に入ってくれたの!?わぁ~い!うれぴー。(*´ω`*)」
いやいや。
これぞ、まさしく、金取る取材の典型例。
むかし結構は流行ってましたね。
しかも、タレント(芸能人)ってのが、「昔、見たことあるな・・・」とか「え?まだおったんや。」とか。
賞味期限の切れたような人ばかり。
第一線には出られなくなった彼らのセカンドキャリアでしょう。
もちろん、現行のテレビ番組等からの取材の場合は、ふつうに取材して放映されて、おしまい。
「取材されました。」って時代遅れ!?
いまテレビを見たり新聞を読むのは老人中心。
テレビっ子の若い子もいるにはいるけど超少数派。
もうテレビ見てない人のほうが多いんちゃう?という感じですよね。
そこで、「テレビ取材を受けました。」と聞いて「スゲ~~~~」ってなるかしら?
「ふぅ~ん。」て感じ。
個人的には。
なので、お店(カフェ)がテレビ取材を受けても「取材されました。」と書くのは、逆に恥ずかしい。
(*´ω`*)
昭和から平成20年(2010年)ぐらいまでは、そんなノリがあったと思うけど、今、2025年・・・
ま、いろんな意見あると思うけど。
インフルエンサーが宣伝してくれます
これは、なんとか商法という名はついてないけど、「あなたの商品をインフルエンサーが紹介します。」と持ちかけてくるやつ。
悪質ではなく、ふつうに
5万円
など料金を提示してきます。
このような話を持ちかけてくるのは、よくわからない会社もありますが、有名メディアの名前を使うことが多いですな。
例えば、「◯◯テレビ系列の・・・」「◯◯局の番組を制作している」とかですな。
信用させようと、ちょっと有名な企業の名前を使うわけ。
どこの馬の骨ともわからんインフルエンサーに5万円はらうぐらいやったら、5,000円のマルシェ10回出店したほうが5万倍価値あると思うわ。
広告は2種類
インフルエンサーが宣伝してくれるというのは広告の一種。
さて、広告には2種類。
(A)広告代を回収する目的の広告
(B)テレビCMのようなイメージ広告
インフルエンサーが具体的な商品を紹介するのは(A)。
「宣伝してもらって、なんぼ売れるか。」というのが計算すべきところ。
それがある程度計算できる場合は、インフルエンサー広告も意味があるけど、効果のほどが不明な場合は、その話には乗らないこと!
◯◯万人のインフルエンサーとか言うても、見てるユーザーは20~30%くらい。
フォロワー1万人の場合、実質2~3000人ってことね。
メディア系の名前が出たら要注意
取材商法かそうでないか。
よく聞くと、「◯◯テレビちゃうんか~い。」という結果になるパターン。
テレビ番組の制作会社だったりね。
テレビ局とは関係なし。
委託を受けて番組を制作しているだけ。
あとは、ネット検索すると、今は「ボラれた」というのは少ないと思うけど、いろいろ情報でてくるかと思います。
関西電力や大阪ガス、Google、マイクロソフトなど、メディア系以外の有名企業名も悪用されることが多し。
ご注意!
当社もテレビで紹介されました!
当社の通販部(1999年~)では、NHKやら読売放送やら地域のテレビ局やらで、いろいろ商品を紹介してもらったことがあります。
全部無料。(ラッキー)
2010年ぐらいまでは、紹介されると同時に、おそろしいほど反応があったもんです。
それ以降も何度かあって、番組名忘れたけど、ハイヒールさんに紹介してもらった商品などはチーン。
(ー人ー)
魅力がなかったというのもあるけど、テレビ効果が急激に下がってきているのを感じたものです。
新聞も雑誌も、「宣伝効果」という意味では終わってます。(老人向け商品は別)