Uber Eatsは儲かる?儲からない?考え方次第?

カフェの開業を目指す人には、「もれなくデリバリーもやってね~。(金かからんから。)」と言っております。

理由は簡単で、プラスにしかならないから。

Uber Eatsを利用するのは無料。

商品が売れたときに手数料が発生するだけ。

手数料40%

で、その手数料が40%。

この割合を凶悪と取るのか、リーズナブルと取るかはあなたしだい。

店で提供しているオムライスが1,000円だとすると、結果600円で売れたことになる。

数字だけ見てると、めっちゃ安売りして損をしてる感じ。

でも、デリバリーのメリットは以下のとおり。

  • 会計作業がいらない
  • 食器洗いがいらない
  • 席確保や接客いらない

注文が入ったら配達員に渡すだけ。

チョー楽ちんちんのちーん。

その分「400円安くしている」と解釈するなら「アリ」となる人もいるでしょう。

割高でも売れるのがUber

とは言え、Uberの手数料は「高い!」という印象は、どうしても拭えない。

そこで、店舗では300円で販売している焼き菓子を490円にする。

これでも売れるのがUber。

容器代や袋代の上乗せというていね。

Uberユーザーの多くは、お菓子や料理の「値段が高い安いよ」りも、自宅にいながら持ってきてくれることに価値を置いている人が多い。

なので、当店の場合、カフェラテ1杯とか店舗で飲めば500~600円程度なのを、配達料も含め1,000円くらいで頼む人。

スコーン1個とか、ブラウニー1個とかのデリバリーもふつう。

最初は「え~1個だけで頼む~??」とみんなで驚いたけど、もう何も感じないぐらいふつうになってもうたし。

かと思えば、チーズケーキ6個とか、料理15食とかのオーダーもある。

宣伝として考える

新規でカフェを開業したなら、少なくともそのエリアの人には知ってもらいたい。

そこでUberに商品を掲載していれば宣伝にもなる。

「え~、こんな店できてたんや。こんど行ってみよ。」みたいな。

ただ、当店もUber Eatsは7年(2018年~)くらいやってるけど、「Uberキッカケで知りました。」という声は聞いたことない。

こっそり来てくれたりしてるのかもしれんけど、そこは調べようがない。

デリバリー派と来店派は、がっつり分かれている印象。

なので、たまに「Uberで知りました~」みたいなお客さんがおったらええな。くらいのスタンスで良かろう。

包材置き場問題

知り合いのビール専門店さんがUberをスタートさせたとき、「包材置き場がなぁ~・・・」と嘆く。

開店から20年以上たつけど、そんな包材を追加で置く場所がない!

更衣室さえ「厨房の片隅」という悲惨なスペース事情。

でも、これからカフェを開業する人は、そういった問題はクリアできるのでラッキー。

とにかくスペースは余裕を持って店舗づくりをすること。

カフェブームを起こしたガーブさんの創業時の話が本になってるけど、「ゴミ箱置き場作るん忘れた~~~~」みたいな記載があったのを思い出しながら、開店の挨拶と代えさせていただきます。