初めてのマルシェ出店を経て継続的に活動。
マルシェでよく売れることもあれば、全然のこともある。
また、フォロワーも少しずつ増えている。
「でも、買ってくれるのは、いつも知り合いばかり・・・もっと新規のお客さんを増やしたい。」
そんな悩みが出てくる人もいます。
解決策は?
何か良い方法はないのかしら?
目的地によってやることが変わる
「お菓子作りが好き。自分の作ったものをたくさんの人に食べてもらいたい。」
そんな想いで、「まずはマルシェ出店から」ということで活動されている方が多いです。
そこで、です。
ある程度販売の経験をした段階で目的地を決める必要があります。
目的地は、例えば、「1年後には「(自分のビジネスは)こういう状態になっている。」
期間は2年後でも3年後でも良いんですが、「どちらへ?(目的地)」の答えがあるのが望ましいです。
これがないと、どっち方面に、どう言った手段で進めば良いかもわからなくなって迷子になります。
目的地は人それぞれ違うので、いくつか例を挙げてみます。
目的地その1 通販
「最終的にはネット販売でバリバリやりたい。」
そんな目的地なら、マルシェ出店は「販売の場所」でもあるし、かつ、お客さんをつかむ場所でもあります。
どちらかというと「PRの場」という側面が強くなります。
なので、その日が「黒字だ赤字だ。」という目の前の結果よりも、どれだけたくさんの人に「知ってもらうか?」ということの方に重点を置かないといけないです。
そのためには、販売商品を用意するのはもちろんですが、ショップカードに加えて、「チラシ」です。
他のページにも書いたと思いますが、商品を買ってくれなくてもチラシを持ち帰ってもらうだけで、今後お客さんになってくれる可能性があるわけですから!
ショップカードは見ても、インスタなりネットショップにアクセスするまで「何か」わからないじゃないですか。
そこはショップカードの限界であり、デメリットでもあります。(もちろん、ショップカード「も」あったほうが良いですよ。
重要なんでもう一度書いときますが、チラシがめちゃめちゃ重要かつ、効果的なんです。
あと、さらに重要なのは、マルシェ出店以外の時間は、「ネット上でのPR活動」ですね。
インスタそもうちの1つです。
でも、インスタは、基本個人の日常を投稿するのはメインなので、あまり「売り」のための投稿が多すぎるとウザがられますので、適切な内容を適度な頻度で、というのが重要時なってきます。
目的地その2 儲けは考えてない
販売のためにお菓子作りをしているけど、「マルシェ出店は息抜き。」
そんなママさんもいるそうです。
仕事を息抜きにしているママさんは、何人も見てきましたが、自分の好きなこと(お菓子作り)で、息抜きとは素敵ですよね。
そんな目的地の場合は、黒字赤字も気になるとは思いますが、「毎回、お菓子作りもマルシェ出店も全力で楽しむ!」に限ると思います。
また、知り合いが「売って欲しい。」というので製造販売する人もいます。
「手作りの美味しいものをできるだけ安く提供したい。」と言う想いで活動していて、あまり儲けることを考えていない。
積極的にマルシェに出店したり、頻繁にSNS投稿をすることもなく「依頼を受けるたびに、その分を製造する。」と言うのが目的地です。
目的地その3 マルシェで稼ぐ
「定期的にマルシェ出店をして毎回黒字を目指す。」
そんな目的地もあります。
一番体力もいるし、難易度も高い目的地です。
すでに、人気店になって、毎回朝から晩までお客さんが絶えない店舗さんもあります。
ただ、そう言ったお店は、商品が「支持を受けている」のと同時に、かなりの年数の実績があることが多いですね。
1年や2年でそのレベルまで持っていけたら天才に近いかもしれません。
「マルシェで稼ぐ。」という目的地の場合は、1、2年プランどころか5年くらいの長期展望で取り組む勢いが必要でしょう。
あとは、マルシェのチョイスも必須です。
例えば「集客力がある」「客層が良い」「出店店舗のクオリティも高い」「定期的き開催されている」
これまでいろんなマルシェを見てきましたが「そんな集客力で出店料なんか取るなよ。」みたいなマルシェもありました。
また、そもそも「うち(マルシェ主催者)は、集客については知らんから各店舗客呼べよ。」みたいなところもあります。
そういったマルシェは除外しながら、優良なマルシェだけを選んで出店する、と言うことが重要になってきます。