祖父母が住んでいた空き家のキッチンが使える。
工房づくりをしたい。
このパターンけっこう多い。
ぜひぜひ、やっちゃって~٩(๑´3`๑)۶
ステップ1 設備の必要条件を確認
保健所で自宅や空き家を利用した工房づくり(菓子製造許可)に必要な設備などを確認。
地域によって若干違いがあるので、必ず管轄の保健所で聞く。_φ(・_・
ステップ2
自宅や空き家の改造は何が必要かチェックする。
基本的に「現調」といって現場調査から始まる。
現場、行かんことにはわかりまてんよね。
その際のチェックポイントは3つ(大阪市を例に)
排水溝
これはマスト。
床を洗えて水が排水できるという必須条件。
排水溝は1個あれば十分。
床に穴を開けて排水へつなぐ(工事業者、あるいは、DIY得意さん)
床がコンクリの場合は、穴あけは不可能とまではいかないまでも大変な工事になる。(素人には無理)
たぶん、空き家はだいたい木造なので電動ドリルで簡単に貫通するよ~。
水道
「空き家のキッチンを利用」という場合は、考える必要なし。
でも、水道の来ていない部屋を工房に改造する場合は、「どこから水道を引いてくるか?」が問題になる。
元キッチンメンバーさん(自宅の空き部屋を工房化)の一人は、なんと!屋外の散水用の蛇口から外壁に穴を開けて水道を引き込んでいた!
というのも、自宅のキッチン(他の場所)から水道を持ってくることもできるけど配管の距離が長くなる。
自宅廊下や天井にパイプが通ってたら嫌でしょう。(気にしない場合はそれでもOKよ)
エアコンと同じく、配管が長くなれば長くなるほど費用も高くなる。
でも、部屋のすぐ近くに散水用の蛇口があったので、それを壁に穴を開ける部屋まで通した。
見せてもらったけど、さすがプロ!家の壁に穴開けるとは!
そういうの見ると、業者さんかっこええ~(*´ω`*)って思うわ。
ガス
お湯が出るというのも菓子製造許可や飲食店営業許可を取るための必須条件。
給湯器をつけたり、電気温水器を使ったり、いろいろ方法はあるけど、何を選べばよいかは業者さんと相談。
上記の元メンバーさんは、これまた!お風呂から引いてきた!なるほど!
その発想はなかった!
業者さんに相談することで、どの方法がベストか見つけて行きましょう。
電気
電気オーブンを1台だけ。
そんなときは、さほど問題にならない。
でも、当キッチンのように電気オーブンを3台4台、さらにITコンロや卓上ミキサー、食洗機など。
こいつらは電気大食いなので、あらかじめコンセントを多数用意しておかないと、ブレーカーがバチンと落ちる。
このへんは電気屋さんと相談。
街の電気屋さんではなく、電気工事の業者さんね。
ステップ3 工事
条件を満たすための工事!
電気工事は「電気工事士」という資格保持者でないとできない。
ガスも専門業者。(怖くてDIYとか無理)
簡単な水道工事はDIYでも全然できるけど、経験がない場合はプロに頼みましょう。
温水や排水など複合的な工事になる場合は業者におまかせ。
まとめ
去年は「おばあちゃんの家を工房にしたい。」という女性が来て上記の説明をした。(鶴見区のめっちゃいい立地!)
もしかしたら、「難しそう」と思ったかもしれん。
文字で書くと難しそう~に思えるけど、工事は業者がやってくれるので、「どのように改造するか」を決めるだけなんで、簡単っちゃ簡単かな。
今新しい店舗を作ってるけど、何が難しいかって、レイアウトや動線よ。
無駄な動きなく、最短で作業を進められるような導線を考えるのが一番むずかしい・・・というか頭に汗かく、というか、楽しい(*´ω`*)
↓今のキッチンの初期の初期のレイアウト案。

図面とかド素人でも、canvaを使ったら無料で簡単にレイアウトのイメージが作れるよ。
「え!?canvaでそんなことできるの?」ってデザイナーさんい言われたけど、よく見たら丸と四角とコンセントや無料イラストしか使ってないのよ。
子どものお絵かきレベルw
でも、こういったイメージ図があると業者さんとの打ち合わせもスムーズに行くのでオススメ!