起業相談。
20代なかばであろう女性。
元パティシエ。
「ケーキ屋さんを開業したい。」
「でも、ケーキ屋さんが、うまくいかなかったときのために、シェアキッチンとしても使えるようにしたい。」
おおお。めっちゃナイスアイデアやん!
というか、それそれ!
焼き菓子やパンの自分工房も同じで、「わたし(オーナー)が24時間365日使うか?」というとNO。
ほな、わたしが使ってないときは、使いたい人にシェアしたらええんちゃうの?
「使いたい人が喜んで使ってくれて、空家賃にならなくて済む。(わたしが使ってないときは利用料が入る。)」という、極めてまっとうで合理的なアイデア。
ぜひぜひ!そういうスタイルでお店や工房を作って頂きたい。
間違いなくうまくいくから。
200%保証!
シェアキッチンのやり方
シェアキッチンのしくみは、めちゃめちゃシンプル。
(1)キッチン作る
(2)貸す
以上。
それ以下でも以上でもない。
(1)お菓子作る
(2)売る
おんなじだ。
(1)自転車乗る
(2)駅に行く
ちょっとちゃうか。
やり方いろいろ
「焼き菓子作る」→「売る」という場合。
現金のみにするのかキャッシュレスにするのか。
賞味期限の長いやつにするのか、無添加で当日食べなあかんお菓子にするのか。
シンプルなパッケージにするのか、超豪華パッケージにするのか。
「パン屋さん開業→売る」という場合。
お客さんに、好きなパンをセルフでトレイに乗せて、おらって最後に袋詰めと決済。
あるいは、にじいろパンさんのように対面で注文を聞いて、ちょっとした会話しながら商品を用意する。
なんなら、そこでイートインとか。
「販売」のスタイルもいろいろあるよね。
それらと同じ、でシェアキッチンもやり方も、いろいろ~~~~~~~
とくに決まりはない。
選択肢は2万通り。
シェアキッチンの運用
シェアキッチンの場合、予約式が100%。
「電話で予約を取ってノート(予約台帳)に手書きで予約表を作って書き込んでいく。」
「変更やキャンセル、問い合わせなどもすべて電話対応」
そんなアナログなやり方から、当キッチンのようにメンバーさん自身でネットで予約を完了。
予約当日は、(1)勝手に入店して(2)勝手に使って(3)勝手に帰る。
そんな運用方法まで。
いろいろなオプションもあって入会金から月額会費、ごみ処理費用、延長は割増料金、キャンセル料とか。
よそのレンタルキッチンのことはまったく知らんけど、「人間が常駐」していたり、「使用後のチェック?(ちゃんと掃除ができてるか?)」が入ったりとかあるみたい。しらんけど。
「ラベル印刷もキッチン内でやれ。」みたいなのも聞いたことある。
それぞれのルールなんで、それはそれでOK。
いろいろあるね。
あなた次第
結局のところ、シェアキッチの運用方法を「あなたがどうしたいか?」というところから、仕組みづくりが始まる感じね。
カフェの開業でもパン屋さんの開業でも、居酒屋でも、何でも同じ。
あなたがどうしたいか?
そこが起点。
正解は1つではない。
あなたがやりたいようにやったら、それが正解。
ある意味、すんごい自由な世界やね~
アドバイスはできるけど
「京都にもレンタルキッチン作って欲しい。」
「名古屋にも!」
「広島にも!」
「滋賀にも!」
「福岡にも!」
「岡山にも!」
という声はもらってるけど、「滋賀県に(京都に)レンタルキッチン作って~~~~」という声が100人くらい(署名!?)あれば、音速で作りに行くけど、ひとりふたりではね・・・
┐(´д`)┌
というか、遠方にわざわざ作りに行くのは、めっちゃ大変なんで、現地在住のあなたが勝手に作ってください。
わしゃしらんわ。
もちろん、要望があれば相談には乗るけど。
熱量しだい。