「お菓子作りと販売を開始したのですが、マルシェは自分のお店の宣伝にもなりますか?」
もちろん!
マルシェ出店マニュアルには、すでに書いてますが、あなたの活動の宣伝場所としては、ある意味、最高のチョイスです。
こんなに安い宣伝場所はない
マルシェの出店料は2,500円から高くて1万円台。(無料のもある)
多少の体力は使うけど、売り上げをもらいながら宣伝もできるという点では「うまみ」しかない。
当店(カフェ)では、たまにネット広告を出します。
直近の広告は予算1万円。
1万円が全部消えてなくなったのはトータル3分くらい。
200人ほどがクリックしたら、それで広告終了。
200秒は約3分。
広告料、3分で1万円。
えげつないでしょう?
ネット広告はそんな感じぃ?
それに比らべ!
マルシェなんて3,000円とかで5時間も6時間も宣伝ができるのでコスパ最強。
ものは考えようですなね?
お菓子とは別の仕込み
焼き菓子やパンを並べて、ぼぉ~と売ってるだけでは宣伝効果はない。
買ってくれたお客さんはもちろん、通りすがりの人にも宣伝できるよう別の仕込みがマスト。
具体的には、定番のショップカードやらチラシやら、インスタフォローや公式LINE。
焼き菓子は買ってくれなかったけど、ショップカードやチラシは持って帰ってくれた。
インスタのフォローをしてくれた。
これで宣伝作戦は50%成功。
100%の成功に近づけよう!
理想的なのは、持って帰ってくれたチラシなりから通販の注文をしてくれる。
さて、アナタもアタシもそうだと思いますが、チラシは「だいたい捨てる。」という結末。
マルシェは、ある意味お祭り。
非日常感からお客さんの気分も向上しているので、ついノリでチラシを持って帰る。
ところが、自宅に戻った瞬間、目が覚める。
お祭り気分は消えます。
それと同時に、持って帰ったチラシもゴミ化。
ぽいっと。
以上。
と言うことは、わかりきっているので、「捨てられにくいモノ(販促物)を作る」と言うことがポイントになってきます。
「え?捨てられないチラシってどうやって作るの?」
あなたの家の中に、捨ててないチラシがあったら、それが答えです。
捨てられるチラシ、捨てられないチラシ。
違いを見つけてね。
やっぱりディスプレイ
マルシェ出店では、ディスプレイや店舗作り(雰囲気作り)が、売り上げを大きく左右することがあります。
一番買って欲しいと思うメイン商品を、ここに配置して、チラシは「手に取りやすい」ような場所に配置する。
配置の作戦も立てておかないと、本来なら止まってくれる人も素通りです。
せっかく、気持ち込めておいしい焼き菓子を作ってるのに、気づいてもらえないのは悲しい。
まとめ
まとめると、マルシェを宣伝場所としても活用するなら、サクッと持ち帰りやすくて捨てづらいチラシやショップカードを、誰もが手に取りやすい場所に配置する。
なお、宣伝効果については期待しないでくださいね。
一般的には、「1,000枚中3枚がヒットする。」と言うのが定番の割合。
だから、マルシェで1人でもお客さんがゲットできたら、それだけで奇跡と言えます。
いずれにせよ、長期的に活動することにしている人は、販促物をしっかり用意して、こつこつお客さんになってくれる人を集めることです。
集客は自販機のボタンじゃないですからね。
✕1プッシュで狙い通りの結果が落ちてくる。