まあ~よぉ聞かれますわ。
マルシェデビュー前の人はもちろん、いつもとは違う別のマルシェ出店が決まった人にも。
あまりに聞かれるので追い記事。
聞かれるのを嫌がってるんちゃいますよ。
キッチンメンバーさんは、なんでも、なんぼでも聞いてくださいね~
マルシェ出店マニュアルにも書いてますし、過去にも書いたことがあるかもしれませんがご了承ください。
マルシェによりけり
何個用意したらええの?
答え:マルシェによりけり。
これが、大まかな答え。
小さなマルシェから、ロハスフェスタのようなマルシェの親玉のような大規模のものまで。
規模が大きければたくさん製造する。
小さければ少なめにする。
「売れ残りはイヤや~~~~~~(゚∀゚)」と、ロハスフェスタ出店のとき30個だけ用意した。
秒で売り切れて、あとヒマを持て余す。
室内開催、20店舗のマルシェに出店。
200個用意した。
ほぼ全部お持ち帰り。
極端な話、そう言うことです。
ちゃうでしょ?
「マルシェの規模に応じて数量は調整せな!」です。
用意する焼き菓子の数を予測する
とは言え、「何種類、何個」と具体的な数字が決まらんことには製造できまて~ん。
そこで、やるべきことは予測。
予測するためには、「出店予定のマルシェを実際に見に行くこと。」
見に行く以前に出店が決まった場合は、そのマルシェの下見はできませんので、似たような規模の直近のイベントを見つけて視察すること。
必ずと言って良いほど、お菓子屋さんは出店しています。
そういった出店しているお菓子屋さんのテーブルにレイアウトされている数をチェック。
さらに、うしろに、どれくらいストックしてるか、こっちょり覗く。
スパイ活動のようで、なかなか楽しいぞ。
どこのだれかわからん、出店しているお店さんも「この数でパーフェクト!」なんて思ってるところはないです。
「売れ残ったらどうしよ。。。」
そう心配するのは、みな同じです。
出店してる人に聞けば一発
マルシェ出店ビギナーからベテランまでいますが、見分けるのは難しいですな。
できるなら、出店者に直接聞くことですね。
これが一番効果的。
効きます。
「今度、焼き菓子で初めてマルシェ出店すんねんけど、これぐらいの規模やったら何個ぐらい用意したらええの?教えてくれや。」と。
「は?何でそんなこと、あんたに教えなあかんの。買ってから聞けや。」
そんなことを言う人は、まずいてないです。
こころよく教えてくれる人の方が圧倒的に多いです。
客でもないのに声をかけるのは、なかなか勇気が入りますが、そんなもん、何回かやればすぐ慣れまっせ。
慣れは大事。
先日は、米粉パンを売ってるお姉さんに、(美味しかったんで)レシピおせーて。」って聞いたら親切に教えてくれました。
まだ作ってないけど。
出店者として、お客さんに、話しかけられるって嬉しいもんなんです(´ェ`)
焼き菓子の種類は7種類以下!
7種類を10個ずつで70個。
これを実際作ろうと思えば、めっちゃ大変なのは、普段お菓子作りパン作りをしている人なら、わかるでしょう。
「種類が多い方がお客さんも喜ぶ。」
みたいに思うかもしれません。
確かにそう言うお客さんもいてます。
でも、実は、少数派。
大半のお客さんは、種類が多すぎると「迷って選べなくなる。」と言うのが、普通です。
「どれにしよか。これが300円で、これが500円。。。これもおいしそうやし、あれも気になる。。。ん~やめとくわ。また今度にするわ。」
そう言う経験ある人も多いと思います。
人間は、「選択肢が多すぎるとき、選ぶことをやめる。」という行動をとることが多いです。
なので、初めての出店なら3、4種類で十分。
と言う結論ですな。
調整していくのが「あなたの」仕事
「少な目で行ったらすぐ売り切れた。」
「思ったより売れず、余ってしまった。」
そんなことは、しょっちゅう。
その経験を次に活かして、予測の精度を上げていくのがマルシェ出店者の、仕事のひとつでございますよ。
同じマルシェなら2、3回出店すれば、だいたい読めるようになります。
キッチンメンバーのkatimya三姉妹さんなどは、同じマルシェ4回目の出店で、ええ感じに売り切る数量作ってましたね。
すばらしい!
これが、毎回違うマルシェやと、当たるか外れるかワクワクドキドキですわ。
長年マルシェ出店していても、初めてのマルシェは読めまてん。
マルシェ出店より実店舗の方が楽
余談ですわ。
今回の話のように、マルシェ出店は「何種類用意したらええの?」「何個用意したらええの?」と言うことを考えなあきません。
さらに、出店準備、搬入作業、販売、撤収作業。
これを毎日やるとか体力あるオッサンでも無理。
毎週でもキツい。
そんなんより実店舗持った方が100倍楽なんですよ。
移動もないし、「今日はたまたま焼き菓子屋さん(ライバル)多くて、売れ行きが悪かった。」と言うこともなし。
実店舗のほうが、マルシェより環境的な変動要素が少ない。
なので、マルシェ出店を数回なり数十回なり経験したら、実店舗の開業のハードルは、一気に下がります。
実際、そんな感じで活動して、今年お店を開業する人もいます。