しょっちゅう聞かれること。
過去にも書いたかもですが、その都度回答。
毎回、内容はちょい変。
3タイプからお選びください
具体的なお菓子の種類はみなさんのほうがよく知っているのでコンセプト的なお話。
何売ったらええの?
そんなときは3パターンあるので、いずれかに決めて製造にあたることをおすすめ。
(A)あなたが作りたいもの
(B)お客さんが食べたいもの
(C)(A)+(B)
これは、どんな商品にも共通する選択肢でございます。
なお、「(B)のお客さんが食べたいもの」は、別名「売れる焼き菓子」ということができる。
売れる焼き菓子に集中するのか、自分が「これ食べて欲しい。」と思うものにするのか、あるいはミックスか。
何が売れないか?
スイーツ含め、お菓子の業界。
何が売れて、何が売れないのか。
売れないものははっきりしてます。
わかりにくいもの。
「何それ?」というもの。
お菓子ではないけど、料理好きなら知っている「ケークサレ」
フランス発の「お惣菜お菓子」という、へなちょこジャンルに属するもの。
「ケークサレでーす。いかがっすかぁ~」
「なにそれ?」
はい。売れまてーん。
何が売れやすいか?
何が売れやすいかは、売れにくいの逆。
わかりやすいもの。
「チーズケーキです。」
100人中100人わかるでしょう。
「スコーンです。」
100人中80人くらいか。(男性は、スコーンすら何か知らない場合がある。)
「シブーストです。」
100人中5人?
このように知名度の高さによって「売れやすい」「売れにくい」が変わってくるのは、考えたら普通にわかる。
当社のカフェでも焼き菓子を提供していますが、季節のフルーツを使った焼き菓子などを出した時は、意外に売れないのです。
お客さんって、「無難」を選ぶから。
よくわからないものにはチャレンジしない人が多い。
マルシェの別事情も頭に
コバンザメ商法のマルシェは別にして、「そのマルシェ目的」で来ているお客さんって、「特別なもの」を探しにきていることが多い。
感度高めのお客さんが多い。
なので、一般人が「知らない。」ようなものでも、「よく知っていて、思いのほか売れる。」ということはよくあること。
なので、「マルシェ」と謳っていても、縁日的なイベントでは、一般ウケするお菓子が売れやすい。
ちなみに、「フリーマーケット」というイベントでも飲食の出店者募集が行われるけど、いくら出店料が安くても出店申し込みをしないこと。
客層を考えたらね・・・
お客さんが押し寄せる言葉
さて、youtubeとかなら「有料級」とか言って、値打ちこいてるような、ちょっとイイ話。
世の中で、デザートとして一番人気なのは何か知っていますか?
これはデータで統計が取られているものです。
もちろん、お客さんの層は老若男女。
そこはちょっとお見知りおきを。
答え:プリン
いやらしい表示やなぁ~
性格の悪さ出てもうたわ(笑
そう、(一般市民の普段づかいの)デザートの王様はソレでございます。
ソレを作って提供できたら良いけど、マルシェ規約で禁止されていることが多いので、その言葉を使う。
これねぇ~
ソレの専門店の売れ方見てたら明らか!
ソレが作れない場合は、ソレのワードを使えるような焼き菓子を作れば、食いつきは良いと思うよ。
シランケド。
マルシェ出店はリトマス紙
リトマス紙とか、ひさびさ。
今の学校でも使ってるのかしら?
さて、「このお菓子を作って売りたい!」「このお菓子が絶対売れる!」など。
いろんな想いでマルシェ出店。
「お客さんの反応が目の前でわかる。」という点で、マルシェ出店は大いなる意味が。
当店も、「夏やから、これ売れるやろ。」と投入した商品が、意外にチーンということも。
「なるほど、マルシェではお客さんは、こういうのを求めているんや。」というに気づけるわけ。
出店しないのがもったいない。
今月もレンタルキッチン「kitchen BAKE」会員募集中、また相談込みの見学も大歓迎。