見学&相談の中での発言。
これから「お菓子を作って販売していくぞ〜!」と言う女性。
年齢は聞いてないけどアラフォーマザー。
焼きお菓子やパンの値段。
「原価の3倍にする。」というルールもなければ法律もない。
と言うのが事実。
値段の付け方については、何回も書いてるけど、「値段はあなたのお好きな値段で!」
これが回答。
もっと言えば、お客さんが買ってくれる値段なら、なんぼでもオッケー。
原価にこだわる理由なし。
ちなみに、「原価の3倍」というのは、飲食店経営において、「料理やドリンクの原価を平均30%に押さえてたら経営は成り立つよね〜。」
と言う、統計的な、目安の数字。
め〜や〜すぅ〜☝️👀
また、先日お越しのアイシングなかクッキーを販売していきたいという女性には、直接アドバイスしたけど、『「アイシング・クッキーは食用クッキーではない。」という起点で考えましょう。』と言うこと。
「アイシングクッキーおいしいから食べた〜い!」って人はゼロとは言わんけど、ほぼおらん。
普通のクッキーなら1枚200円とか300円かな。
なので、そういう食用のクッキーの値段を参考に値段つけたらあかんの。
アイシングクッキーも食べれるけど、極端な話、「アート作品」ぐらいのイメージでも良い。
ほとんどが、贈答用やノベルティの用途でしょう。
アート作品となると、、、、
100円の絵から、上は何十億とか、値段の幅は広い。
もちろん、例えば「アイシングクッキー1枚1,600円」とか値段をつけたなら、「その値段でも全然買うよ。」と、お客さんに言ってもらえるお膳立ては必須になる。
お膳立ての一例を言えば、パッケージデザイン。
スーパーで売ってるメロンと、百貨店で贈答用に売られてるメロン。
パッケージ全然ちゃうでしょう?
中身同じかもしれんけど。
別の言葉で言えば演出。
「その値段、普通やん。なんやったら安いな。」と「お客さんが」感じられる演出もセットでやってね😉
余談。
ハンドメイドもアクセサリーの人にも、相談されてもないのに、おせっかいにも、値段についてダメ出ししたった。(「アクセサリー」一本で行ってる人)
あ〜また余計なことを・・・
3,000円くらいの値段設定してたから、「なんでそんな安売りするん?アホちゃうか〜」と。
「おまえの消費者としての『高い安いの感覚』は関係ないねん。『お客さんがどう感じるか?』じゃ。ボケー。」(とは言うてない。)
めっちゃ良い客層のところで売ってるんで、3〜4倍の値段設定から「始めたらええねん。」
それを「高い!」と言う人には、最寄りのスリーコインズの道案内や。